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自覚症状のない水虫もある?

自覚症状のない女性

水虫と言えば痒くて痒くてたまらず、なかなか完治しない厄介なものだという印象があります。今や日本人の4人にひとりが水虫持ちだというのですから、国民病のひとつに数えても過言ではないかもしれません。
水虫のおもな症状として、痒いという誰もが持つイメ-ジがありますが、実は自覚症状がほとんどなく、皮膚が痒くならない水虫というのがあるので注意が必要です。
何故ならば自覚症状がないということは、知らず知らずのうちに自分が感染源になっているということもあり得るからです。

困ったことは痒いという自覚症状のある水虫の方が、痒くない人よりもずっと少ない、つまり自覚症状がありません。
実に90%ほどの水虫患者に自覚症状がなく、中には痒くないので自分は大丈夫だと思い込み、他人に移してしまっているという場合も少なくありません。
こういった人たちは、目に見えたり感じたりする症状がなくても、水虫の原因となる白癬菌に取りつかれているという状態と言えます。

この白癬菌は、湿度が高い状況で増殖しやすいため、夏の暑い時期の群れた靴の中では爆発的に数を増やすということになり、ひどくなると足の皮膚が破られ、大変なことになってしまいます。
昔は乾燥した冬になると足も蒸れる状態になりにくかったので、冬場の水虫は減少する傾向にありましたが、現在では冬でも足の保温性に優れたブーツ等の登場により、冬でも水虫に罹る人の数が増大しています。
しかも痒くないので、自分ではまさか水虫に罹っているとは気が付いていません。そして気が付かないままに家族と共同のお風呂のバスマット等を使用することで、どんどん感染が広がってしまいます。

どこかでこの感染を食い止めなければなりませんが、足の皮膚が破れ、やっと「これは普通ではない」と気がついてからでは遅いのです。
また、感染もさることながら、自覚症状がないとは言え自分が水虫持ちであるという事実はあまり嬉しいものではないはずです。
ですから、痒み以外の見てわかるような症状に注意を払い、早め早めに治療していくことが完治させるための有効な方法となります。そして運悪く感染していたら、すぐに他の人には移さないような対策を採らなければなりません。
トイレのスリッパやお風呂のマットは家の中でも1番の感染源となるので注意してください。
また、畳の目の間も白癬菌が付きやすいところなので掃除機はしっかりとかけ、窓を開けるなどして風通しをよくし、なるべく乾燥させるようにしましょう。

皮膚が固くなってきたら水虫?痒くない水虫に要注意

自覚症状のない水虫になっているかどうかのチェックポイントは、足の裏の皮膚が、固くなっているかということがひとつの目安となります。特にかかとの部分に注目してみてください。かかとの部分の角質が厚くなっているようだったら赤信号です。
角質増殖型水虫である確率が高く、やがてかかとの表面がザラザラになり皮がむけてきます。
それから、足の裏の皮膚がめくれてきていたり、足の裏の皮膚がカサカサになっていたり、小さな水ぶくれが足の裏にできている場合も要注意です。
こんな症状が、特に夏場に現れたときは、痒みなどの自覚症状のない水虫に罹っている可能性が高いので、すぐに皮膚科を受診することをおすすめします。

予防には、足を清潔に保つことが重要ですがあまり力を入れ過ぎて洗うと皮膚が傷ついてしまいます。そこから菌が侵入することもあるので、気をつけなければなりません。
なるべく足の裏や指の間を乾燥させるようにするため、靴下やスリッパの履きっぱなしは避けるようにしましょう。
それから感染者のスリッパやバスマットは必ず感染していない人と分けることが肝心です。自分だけではなく、家族みんなで気をつけることで家族内での水虫の撲滅は十分に可能となるでしょう。

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